6月上旬朝から鶴沼川の支流を釣って、夕方にライズ狙いで本流に入った。
この2週間程前に同じ場所で、モンカゲロウに出る良型ヤマメのライズに出会ったが、友人に急用が出来て、指をくわえながら東京に帰った。
この2週間程前に同じ場所で、モンカゲロウに出る良型ヤマメのライズに出会ったが、友人に急用が出来て、指をくわえながら東京に帰った。
![]() 鶴沼川下流から野仲橋をのぞむ | そのリベンジのポイントは、野仲橋より300m位下流に連なる大淵である。 着水せずに水面スレスレに飛ぶモンカゲロウを良型ヤマメがバシャッ!と反転してくわえている。 ポイントまでナチュラルに流しても全く反応は無く、ポイントに直にフライを落とすと、着水と同時に当たりがある。中々合わせられない。仮に合わせられたとしても”合わせ切れ”の可能性が高い。そのうち見破られて、全く反応無し。 |
下流のもう一つの大淵に行くと、今回同行した渡辺君が、すでに23㎝のヤマメを2尾釣り上げて、私に見せるためにネットに泳がせていた。羨ましがる私の前でリリース。
大淵の真ん中で繁盛に起きている小さなライズを、ミッジで釣ったと言う。
私も#24のジンジャーハックルだけを巻いたバイビジブルで、ライズ目掛けてロングキャスト。
最近はどこの釣り場も魚がスレていて、このパターンのライズは早期の好機以外は釣れる気がしない。と思った矢先にフライが消える!一応合わせると中々の引きだ。
ロングレンジの為、フッキングしたヤマメがこちらに向かって走り出すと、ラインが余ってフワッとなる。外れたかと心配しながらラインをたぐると、又々強い引きで安心する。
ネットに納めたのは23㎝のヤマメ。
スリリングなロングキャストのミッジフィッシングで、同型を3尾釣った頃、いつの間にかいなくなっていた渡辺君が上流で呼んでいる。行ってみると、27㎝の良型イワナを下げている。
#20の地味でスタンダードなドライフライで、瀬を狙って釣ったそうだ。
早瀬の至る所で散発的なライズが始まった。
見渡す限り、色んな種類のカゲロウのスーパーハッチで、顔にぶつかる程だ。
暗がりが濃くなる程、ライズも多く派手になってくる。
私は足下の瀬にポイントを定め、フライを落とした。
すでに、どれが自分のフライだか見分けもつかないので、流れているであろうコースで、バシャッ!と飛沫が上がるたびに合わせると、23~25㎝のヤマメが釣れた。
真っ暗になってもバシャッ!と言うライズ音だけは聞こえるので、その音で合わせて釣り続ける。
無数のライズの音に、全て反応するわけにも行かないので、キャストして1.2.3!と数えてピックアップする、反復動作で容易にヤマメが釣れた。
闇討ちに良心の呵責を感じ、ティペットが絡まったところで終了とした。
豊富な自然の恵みに感謝!