朝モタモタしているうちに、始発の高崎行きを逃してしまった。
次の電車に乗ったが、水上までは乗り継ぎが上手く行った。水上から先の電車はしばらく無いのでバスにした。
大穴バス停で下りて高知橋へ。前回と同じく橋の横の家で遊漁券を買った。表に水道が有り美味しいお水を頂き、タオルを濡らして首に巻いた。
橋の水上方面側から川に下りるなだらかな道が有る。
数日間雨が降ったので水量を期待したのだが、前回と余り変わらなかった。
湯檜曾川に下りずに分岐した石ころの道を進んで行くと、利根川本流に出た。100m程遠巻きに下ってから、釣り始めた。
複雑な瀬が集まった感じの渓相だが、少し下ると素晴らしい淵やトロ場が有った。
釣り始めは9時40分
ドライ、ニンフと試したが、ドライにセレクティブなアタリが2回有っただけ。
いかにも魚が隠れていそうな分流の怪しいボサ下もくまなくフライを落としたが駄目。
前回瀬を走り回る無数の魚影が蘇り、湯檜曾川合流点から目の色が変わる。
高知橋までの200m間を2往復しながら、色んなフライを試して見たが、ブラックナットパラシュートとゴッダードカディスの2つのドライフライが1番反応が有った。
とは言っても、小型ヤマメが足許でポチャリと落ちたのが1回。橋の100m下の板状の岩からの落ち込みのポケットで9寸位のヤマメとの4回の勝負に時間を費やした。1回目はバシャバシャ!で外れ。2回目、3回目は合わせ遅れ。4回目は確かなバシャッ!で「やった〜!」と声まであげたが外れてしまった。途中休ませながら4時間の勝負だった。
どうも最近ロッドを変えてからバラしが多くなった。柔らかすぎない安いロッドが自分には合っているのかも知れない。
今日もトンボが沢山飛んでいた。
フライを本物かどうか品定めしたり、ロッドに停まったり。でもトンボのお陰でアブも来ないし他の虫も来ないと思うと有り難い。
次回はテンカラ竿で、スレたここの魚を誘い釣りして攻略してみたい。
それと、盛岡毛鉤のような多数の毛鉤の流し釣りも1度試してみたい。
群馬県は20日までなので、後1回で終了です。
FlyFshing+について
「FlyFishing Plus」は2001年にOPENしたフライフィッシング情報サイトです。
トクさんが見つけた穴場の渓流釣りスポットや、周辺の観光地を紹介。また、ネット通販で購入したフライフィッシング用品のレビューも掲載しています
著者のトクさんについて
フライフィッシングとアウトドア、ボクシングが趣味な十条にある焼肉店の店長。
某高校ボクシング部の監督として活動後、親が経営していた「焼肉 金剛山」を継ぐ。2002年に十条に「焼肉ピュアティ」を開店。2011年に移転し十条で「焼肉いつものところ」の店長として現在活動中。また、自身が立ち上げたチームトクボクシング教室でコーチとして指導を行っており、月に数回練習会も実施している。
そして中学の時から渓流釣りを行っており関東付近の様々な釣り場に足を運んでいる。熊の出没する山中に赴いたり、ポイントを探す為にロッククライミングをしてしまうなど、アグレッシブな方です。
いつものところFF倶楽部について
渓流釣りとフライフィッシングを楽しむ事を目的に、2000年に発足されたトクさん主催のサークルです。関東にある様々な川に赴き、渓流釣りと周辺にある宿や食事、温泉を楽しんでいます。
活動は不定期となっていますが、中学にフライフィッシングをはじめてキャリアの長いトクさんと共に釣りができると言う事で、様々な方が集まります。
現在メンバー募集中なので、皆様是非!
いつものところ倶楽部について
トクさんは頻繁に仲間をつれて、渓流釣りやアウトドア、山菜、きのこ狩り、バーベキュー、磯遊びに行っています。他にもボクシングの練習会や、十条で飲み歩き等幅広く行っているので、そういった活動をサークル化しました。それが、「いつものところ倶楽部」です。
年に一度、お店を貸切にして忘年会も行います。現在メンバー募集中なので、興味のある方は「焼肉いつものところ」へ是非顔を出してみてください。
北区十条の焼肉店「焼肉いつものところ」について
日テレ「ヒルナンデス」や「ABChanZoo」「火曜サプライズ」にも出演した、トクさんが経営している焼肉とお酒が楽しめるお店。十条で10年目。佐賀県伊万里牛を扱う、焼肉と韓国家庭料理のお店。