上牧駅下車で遠くに見えるセブンイレブンに向かい、遊漁券を買って利根川の川辺に到着。
河原が無かったので足場の悪い草の上でウェーダーを履くのに手こずった。ようやく履いたと思ったら足元に置いたリュックが見当たらない。どうやら川に落ちて流れてしまったようだ。財布も着替も全部リュックに入っている。
川沿いに道は無いので、川に入って下って行こうとしたら今度はウェーダー底のフェルトが両足共剥がれてしまった。何年も履かずに保管の仕方が悪かったせいだ。
開き直って足裏マッサージだと思って痛いのと滑るのを気を付けながら川を下ったら、100m先の浅瀬に青いリュックの背の部分が見えた。中はびしょ濡れ。でも無くしたらどうやって帰ろうかと言う大きな不安が解消されて一安心。
そのまま背負ったのでは重たすぎる。中身を全部取り出して水を抜いたり絞ったり…
河原を探して帰りに履いて行くズボンを岩の上に干して、リュックや靴も陽当りの良い所に置いたら2時間程で乾いた。
その間本流とは思えない程透き通った深瀬をドライフライで攻めたら、5回程当りが有ったがフッキングは出来なかった。真夏の日中は厳しい。良型のアタリは1回だけ。
本流としてはとても穏やかで気持ち良くキャスティング出来るフィールド。
10フィート3番ロッドのリーダーをテンカラ用レベルライン4mに変えて、利根川のテンカラ師ジローさんと同じドライ用ブラックナットをティペットに結んでテンカラ釣りをした。
朝霞ガーデンで反応の良かった、ダウンウィングのウェットフライ用ブラックナットに変えたり、得意のパートリッジニンフ、この日の為に巻いたヒゲナガ風テンカラ、最後にはトビゲラを模したザグバグまで試したが、反応無し。
到着時のハプニングと暑さも加わり疲れ果ててしまった。
楽しさが消え去ってしまう前に釣り終えて、温泉を楽しもうと決めた。
日帰り温泉【風和の湯】で疲れを取るようにゆっくり過ごした。
本流は私には難しいが、いつかイブニングライズを狙って又訪れたい。
やはりテンカラは専用のテンカラ竿でやるべきだと思った。柔らかくて感度の良いテンカラ竿で無ければ、レベルラインが上手く飛ばせないしアタリも取りにくい。
広くて遠いポイントも狙えるルアー釣りが利根川本流には1番向いていると思った。
次回は湯桧曽川で釣りします。
FlyFshing+について
「FlyFishing Plus」は2001年にOPENしたフライフィッシング情報サイトです。
トクさんが見つけた穴場の渓流釣りスポットや、周辺の観光地を紹介。また、ネット通販で購入したフライフィッシング用品のレビューも掲載しています
著者のトクさんについて
フライフィッシングとアウトドア、ボクシングが趣味な十条にある焼肉店の店長。
某高校ボクシング部の監督として活動後、親が経営していた「焼肉 金剛山」を継ぐ。2002年に十条に「焼肉ピュアティ」を開店。2011年に移転し十条で「焼肉いつものところ」の店長として現在活動中。また、自身が立ち上げたチームトクボクシング教室でコーチとして指導を行っており、月に数回練習会も実施している。
そして中学の時から渓流釣りを行っており関東付近の様々な釣り場に足を運んでいる。熊の出没する山中に赴いたり、ポイントを探す為にロッククライミングをしてしまうなど、アグレッシブな方です。
いつものところFF倶楽部について
渓流釣りとフライフィッシングを楽しむ事を目的に、2000年に発足されたトクさん主催のサークルです。関東にある様々な川に赴き、渓流釣りと周辺にある宿や食事、温泉を楽しんでいます。
活動は不定期となっていますが、中学にフライフィッシングをはじめてキャリアの長いトクさんと共に釣りができると言う事で、様々な方が集まります。
現在メンバー募集中なので、皆様是非!
いつものところ倶楽部について
トクさんは頻繁に仲間をつれて、渓流釣りやアウトドア、山菜、きのこ狩り、バーベキュー、磯遊びに行っています。他にもボクシングの練習会や、十条で飲み歩き等幅広く行っているので、そういった活動をサークル化しました。それが、「いつものところ倶楽部」です。
年に一度、お店を貸切にして忘年会も行います。現在メンバー募集中なので、興味のある方は「焼肉いつものところ」へ是非顔を出してみてください。
北区十条の焼肉店「焼肉いつものところ」について
日テレ「ヒルナンデス」や「ABChanZoo」「火曜サプライズ」にも出演した、トクさんが経営している焼肉とお酒が楽しめるお店。十条で10年目。佐賀県伊万里牛を扱う、焼肉と韓国家庭料理のお店。