
今年2013年の渓流釣り解禁まで目前にせまっている。
と言う事で私の行きたい川を紹介していく。
行きたいけれど遠くて行けない川、今年は行けないけれど来期は行きたい川
以前は日帰りで東北新幹線に乗って岩手県の花巻まで釣りに行った事も有るが、今はその元気は無い。
栃木県那須の那珂川源流は環境、魚影共申し分ないのでぜひまた行きたい。
越後湯沢を中心に塩沢、六日町とよく通ったが、近年足が遠のいてしまった。
大物がひしめいていた大源太川のダム上流や登川は復活しているだろうか。
千曲川の源流西沢、東沢。
その下流の居倉付近も久しぶりにのんびり釣ってみたい。
大石川の深い渓谷の中で自然に同化しながら野生のパワーを養いたい。

群馬県六合村や草津の奥は、もう少し納得行くまで極めたいと思う。
伊豆ではまだ西伊豆の那賀川に行った事が無い。
渓相が私の好みだと想像出来るので、来年こそ行きたい。いや、スキをみて今年行ってしまおうか。行くとしたら4月まで。温かくなると伊豆の川はブヨが凄い。狩野川支流船原川で秋にブヨの大群に襲われ、逃げた車の中まで入り込んでかまれ続けた事がある。後は伊豆の渓は東伊豆の白田川上流地獄谷のイワナも懐かしい。
南アルプス野呂川の青い水の中から飛び出す大イワナをまた見たいと思うし、息子にも見せてあげたいと思う。
野呂川の清冽な流れをしのぐ木曾、飛騨、上高地、乗鞍の渓流でも遊びたい。
上高地の島々谷、乗鞍の渓流で遊んで奈川から野麦峠を越えて飛騨に何度か行ったし、手前で折れて木曽路にも抜けたりした。
飛騨の小八賀川も当時は大物の宝庫として脚光を浴びていたが、釣りの下手な我々には小型しか釣れなかった。でも容易に大物が釣れそうなオーラーが漂っていたし、実際釣っている人達もいたようだ。
味噌川には特に思い入れがある。ヤマメの引きが強くて下流の落ち込みまで引っ張り込まれたし、イワナの型も良かった。これから源流部を探ろうと計画していた矢先にダムが出来て今は永久禁漁となってしまった。
当ても無く木曾路を訪れた時、味噌川の支流笹川のほとりに「りんどう」と言う目新しい民宿を見つけて飛び込みで宿泊した。何と私が開店して最初の客だった。
大切にすると繁盛すると言う事で、ひな壇に飾られるような良い思いをした。大食漢の私があまりのご馳走にお腹がはち切れそうになった。朝食を頂いたのにお弁当まで作って見送ってくれた。とても人柄の良い老夫婦で、最近思い出してネットで探したら、さすがに代がかわっていた。
木曾の古い町並みが好きで奈良井宿の「伊勢屋」によく泊まった。
近くの酒屋のおやじさんと仲良くなって、奈良井川のポイントや近くの沢を教わった。
奈良井川の羽淵上流、殿の小川も良かったしコンスタントに良く釣れる木曽福島の黒川も思い出深い。
少し南下した美林谷も綺麗な川だった。
水の清冽さと渓谷美で群を抜く阿寺川、柿其川へはまだ行ってないので1度は竿を出したい。
飛騨の加子母川も綺麗な川だったし良型のイワナが釣れた。
いつも下流部を眺めるだけで通り過ぎていた付知川も山梨県の野呂川と同様に青い川と呼ばれているが、上流部のその美しさはきっと野呂川もしのぐに違いない。


天竜佐久間湖に流れ込む角谷川と周辺の温泉
シュワーッと炭酸が体を包む小坂川の下島温泉、飛騨川源流の塩沢温泉も懐かしい。
そう言えば小坂川も綺麗でスケールの大きい渓流だった。
釣り糸を垂らそうと大きな岩の上に乗ったら、その岩がシーソーのようにドッコンと動いて雪しろの小坂川に投げ出されて、泳いでやっと岸に辿り着いた苦い思い出がある。
益田川の源流は、どの沢も我こそはヤマメ、イワナの宝庫といわんばかりに競い合うような、魅力的な沢ばかりだった。険しい徳豪谷はまだ健在だろうか。炭酸泉の無料温泉塩沢山荘には感動した。今は無くなって露天風呂だけが残っているそうだ。隣に流れる塩蔵谷にも心引かれる。
山を縫う道路には「振り向くな。飛騨路に美人はいない」と言った標識があったりして、心なごむ土地だった。
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