今回は2000年5月に行った水無川のお話。
水無川は今までの釣り歴の中で、一番爆釣した川である。
只、この川に関してはエキスパ-トの先生から”秘密の情報”を聞いていたので、あるていどそうなる予感は有った。
今日私がこうして公表するのは、数年前この地域を襲った台風により状況が一変しているとの情報を聞いてのことである。
以前のような宝庫に早く回復することを願ってやまない。
本当に釣れる川と言うのは、あまり誌上に載らない。
載ったとしても全く逆のことが書いてあったりする。
それはこの川がエンテイの落ち込みをのぞいては、見渡す限り平瀬と言うことでごまかせたからである。
まずこの川を見る限り、エサ釣りの人は竿を出す気にはならない。
2000年の5月に行ってきた鶴沼川の話を書かせていただく。
鶴沼川へ行ったのは本流よりも数多い支流に魅力を感じたからである。
メジャ-である二俣川や河内川よりも城入沢、寺沢、藤沢、赤石沢(更目木川)の方が釣りの雑誌にもあまり紹介されず、きっと穴場だと思った。
鶴沼川本流も前回紹介した通り素晴らしいが、数年前にこの地域を襲った台風の影響は否定できない。
近くの阿武隈川、余笹川、水無川ほどの被害では無いと思うが・・・。
上記4つの沢の中でもっとも穴場的なのは、寺沢である。
下流が伏流気味でおまけに山裾を大きくカ-ブして流れているので見つけにくいし、本流の下流方向に向かって沢が上っていくと言う不思議な沢である。
太ったイワナが釣れると聞くが、私が入った時は当たりは無かった。
いつ行っても安定して釣れるのは藤沢で、上流よりも中、下流の方が良いと思う。
上流部から戻ってきて釣れなかったとこぼす人を何人か見ている。