2002年の釣り 9月24日(火)奥秩父荒川水系
今回は尺イワナの宝庫と紹介されている25年前の記事を片手に歩く気満々、釣る気満々で向かいました。

車をおりて歩くこと1時間半。急坂が続いたせいで息があがり汗だくになった二人は、「登山道」とだけ書かれた不思議な標識の指す方向に進む。釣り人だけが通る廃道になりかけた道は、崩れて途切れていても、くっきりと残された釣り人の足跡を辿って進むことが出来る。沢が道に近づいた辺りでやっと釣りの始まりとなった。正東がまだ釣り支度をしているうちに、徳2号が23センチをゲット。

23センチのネイティブはいかつい顔をした幅広ボディ
尾ビレが素晴らしい。
「こいつはこの沢では一番小さな奴に違いない。今から尺物のオンパレ-ドだ。」
調子に乗って禁句を口走ったタタリなのか、その後は魚の影もなし。

土砂崩れによって出来た通らず
「通らずの先に宝庫あり」を信じて一旦山道まで登り、ガレ場を越えてふたたび入渓した。穏やかになった渓を釣り進むと水が切れて伏流になり、「伏流の先に宝庫あり」を信じて更に進むと、水量が復活して魚影が走り胸がときめいた。

フライを銜えきれない小イワナの当たりに混ざって20センチのイワナをなんとかゲット。
これほど山深いフィ-ルドなのだから、雪シロの後の初夏は未だに素晴らしい魚影なのかも知れない。でも、今回の辛さを考えると、もう2度と来ることは無いだろうと思った。
帰路、沢を眺めながら自分達が釣り上った距離の長さに驚いた。徳2号はすでに自分の耐久力を超えたハ-ドな釣行に、両膝を痛めて杖無しでは坂道の上り下りが出来ない始末。急な場所では座りながら移動すると言う醜態。正東は苦労の代償となる魚の当たりが一度も無く、「楽しいはずの釣りなのになぜ苦しいんだろう。」と自問自答。釣りをする前にプラス思考過ぎれば過ぎるほど、後は二人合わせて「身も心もズタズタ」状態になると言う一例をみなさんに紹介する羽目となりました。ジャンジャン♪♪

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今回は尺イワナの宝庫と紹介されている25年前の記事を片手に歩く気満々、釣る気満々で向かいました。

車をおりて歩くこと1時間半。急坂が続いたせいで息があがり汗だくになった二人は、「登山道」とだけ書かれた不思議な標識の指す方向に進む。釣り人だけが通る廃道になりかけた道は、崩れて途切れていても、くっきりと残された釣り人の足跡を辿って進むことが出来る。沢が道に近づいた辺りでやっと釣りの始まりとなった。正東がまだ釣り支度をしているうちに、徳2号が23センチをゲット。

23センチのネイティブはいかつい顔をした幅広ボディ
尾ビレが素晴らしい。
「こいつはこの沢では一番小さな奴に違いない。今から尺物のオンパレ-ドだ。」
調子に乗って禁句を口走ったタタリなのか、その後は魚の影もなし。

土砂崩れによって出来た通らず
「通らずの先に宝庫あり」を信じて一旦山道まで登り、ガレ場を越えてふたたび入渓した。穏やかになった渓を釣り進むと水が切れて伏流になり、「伏流の先に宝庫あり」を信じて更に進むと、水量が復活して魚影が走り胸がときめいた。

フライを銜えきれない小イワナの当たりに混ざって20センチのイワナをなんとかゲット。
これほど山深いフィ-ルドなのだから、雪シロの後の初夏は未だに素晴らしい魚影なのかも知れない。でも、今回の辛さを考えると、もう2度と来ることは無いだろうと思った。
帰路、沢を眺めながら自分達が釣り上った距離の長さに驚いた。徳2号はすでに自分の耐久力を超えたハ-ドな釣行に、両膝を痛めて杖無しでは坂道の上り下りが出来ない始末。急な場所では座りながら移動すると言う醜態。正東は苦労の代償となる魚の当たりが一度も無く、「楽しいはずの釣りなのになぜ苦しいんだろう。」と自問自答。釣りをする前にプラス思考過ぎれば過ぎるほど、後は二人合わせて「身も心もズタズタ」状態になると言う一例をみなさんに紹介する羽目となりました。ジャンジャン♪♪


2002年の釣り 8月20日(火)~8月21日(水)群馬県片品川水系

宿の主人が四輪駆動の軽トラックに我々を乗せて、フィ-ルドに送ってくれた。人が歩くのもやっとと言う感じの熊笹に覆われた道を、グングンと上っていく。そして突然現れた沢に尚民先輩を降ろして、後の二人を希望する沢へと送ってくれた。
その夜、宿の食事がすごかった。山菜はもちろんのこと、熊の肉に鹿の肉!早朝釣りに出かける私達に作ってくれたおにぎりが大きくてこれまた美味しいこと!桃とトマトときゅうりにソ-セ-ジ、焼きザケまで付いてました。そして風呂もトイレも綺麗で娘さんも美人で、チェックインとチェックアウトの時間まで自由と言うから、もうやみつきになりそうです。おまけに魚まで濃いのだから!

徳2号が多摩の釣り人とわかれて第一投目で釣った尺イワナ。



魚影の濃さにご機嫌の多摩の釣り人。上流に見えるエンテイでは、釣り堀状態でイワナが入れ食いとなった。


翌日、早朝から釣り上った沢。期待に反してヤマメ、イワナとも小型が多かった。イワナの25cmが釣れたが、すぐ隣の砂地に大きな熊の足跡が有った。

周辺のおすすめ宿、日帰り温泉、おすすめグルメ
詳しくは
★4. 徳のおすすめアウトドアフィールドのグルメ、宿、温泉をご覧下さい。

宿の主人が四輪駆動の軽トラックに我々を乗せて、フィ-ルドに送ってくれた。人が歩くのもやっとと言う感じの熊笹に覆われた道を、グングンと上っていく。そして突然現れた沢に尚民先輩を降ろして、後の二人を希望する沢へと送ってくれた。
その夜、宿の食事がすごかった。山菜はもちろんのこと、熊の肉に鹿の肉!早朝釣りに出かける私達に作ってくれたおにぎりが大きくてこれまた美味しいこと!桃とトマトときゅうりにソ-セ-ジ、焼きザケまで付いてました。そして風呂もトイレも綺麗で娘さんも美人で、チェックインとチェックアウトの時間まで自由と言うから、もうやみつきになりそうです。おまけに魚まで濃いのだから!

徳2号が多摩の釣り人とわかれて第一投目で釣った尺イワナ。



魚影の濃さにご機嫌の多摩の釣り人。上流に見えるエンテイでは、釣り堀状態でイワナが入れ食いとなった。


翌日、早朝から釣り上った沢。期待に反してヤマメ、イワナとも小型が多かった。イワナの25cmが釣れたが、すぐ隣の砂地に大きな熊の足跡が有った。

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2002年の釣り 7月23日(火) 群馬県片品川水系

エメラルドグリ-ンの澄んだ水と、溢れる様な緑の中で程よく釣れた中型岩魚。

最初の魚はs正東がスレ(尻に見事?にフッキングしたビ-トル)で釣った25センチの岩魚でした。背中が紫色で大人びた顔をしている。


15センチから21センチが全員にポツポツと釣れて、楽しい1日の始まりの予感。 そろそろ他の釣り場に移動しようかと思った時、達人徳2号の釣りの嗅覚が働いた。「もう少し上に行くと、23年前に良型を確認しながら中途半端に終わった悔いの残る辺り。ず-っと宝庫だと思い続けてきた所。少し移動して10分だけやって見よう。」


結果は想像以上の宝庫との遭遇!7月23日の釣りは、過去に何度も夢で見たことがあるような素晴らしい釣りでした。


アベレ-ジサイズは26センチ。徳2号が泣き尺と26センチを釣りあげ、正東が尺上をあわててバラした後26センチをゲット。


会長は25センチを釣った後、滝壷の主が出てきて慌てて早合わせでバラす。


そして3人とも21センチ級が釣れても物足りなそうな顔。環境の変化で贅沢に変わる人間のおろかさを実感しました。


渓良し、魚良し、友良しで、帰りの林道を歩く時に吹いて来た心地よい風や、食堂での釣果を祝っての乾杯、冷えた足を暖めた温泉等、思い出すたびに幸せになれる日々が続きそうです。

周辺のおすすめ宿、日帰り温泉、おすすめグルメ
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エメラルドグリ-ンの澄んだ水と、溢れる様な緑の中で程よく釣れた中型岩魚。

最初の魚はs正東がスレ(尻に見事?にフッキングしたビ-トル)で釣った25センチの岩魚でした。背中が紫色で大人びた顔をしている。


15センチから21センチが全員にポツポツと釣れて、楽しい1日の始まりの予感。 そろそろ他の釣り場に移動しようかと思った時、達人徳2号の釣りの嗅覚が働いた。「もう少し上に行くと、23年前に良型を確認しながら中途半端に終わった悔いの残る辺り。ず-っと宝庫だと思い続けてきた所。少し移動して10分だけやって見よう。」


結果は想像以上の宝庫との遭遇!7月23日の釣りは、過去に何度も夢で見たことがあるような素晴らしい釣りでした。


アベレ-ジサイズは26センチ。徳2号が泣き尺と26センチを釣りあげ、正東が尺上をあわててバラした後26センチをゲット。


会長は25センチを釣った後、滝壷の主が出てきて慌てて早合わせでバラす。


そして3人とも21センチ級が釣れても物足りなそうな顔。環境の変化で贅沢に変わる人間のおろかさを実感しました。


渓良し、魚良し、友良しで、帰りの林道を歩く時に吹いて来た心地よい風や、食堂での釣果を祝っての乾杯、冷えた足を暖めた温泉等、思い出すたびに幸せになれる日々が続きそうです。

周辺のおすすめ宿、日帰り温泉、おすすめグルメ
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今日紹介するのは、2002年度に執筆された板小屋沢のお話です。
ではどうぞ。
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羽鳥湖の湖畔にあるキャンプ場から、サイクリング専用ロードを上流に向かってしばらく歩くと、眼下に迫力のある素晴らしい渓流が見えてくる。本流筋の板小屋沢だ。
流れは広く深く豪快で足場も悪いが、湖育ちの大物が期待できる。
変人Jと二人でここを狙って訪れた時はおりしも大雨で釣りにならなかった。
雨が止んだかと思えば今度は蚊の猛襲に合い顔、首、腕と、ところ構わずボコボコにされてしまった。
板小屋沢の豪快な流れもさほど距離はなく、川幅のあるチャラ瀬がしばらく続くようになる。
やがてレクリエーション施設レジーナの森に近づくと、流れはふたたび復活する。
ボサが少々気になるが、瀬あり淵ありで申し分のない渓相である。



今回は2000年5月に行った水無川のお話。
水無川は今までの釣り歴の中で、一番爆釣した川である。
只、この川に関してはエキスパ-トの先生から”秘密の情報”を聞いていたので、あるていどそうなる予感は有った。
今日私がこうして公表するのは、数年前この地域を襲った台風により状況が一変しているとの情報を聞いてのことである。
以前のような宝庫に早く回復することを願ってやまない。
本当に釣れる川と言うのは、あまり誌上に載らない。
載ったとしても全く逆のことが書いてあったりする。
それはこの川がエンテイの落ち込みをのぞいては、見渡す限り平瀬と言うことでごまかせたからである。
まずこの川を見る限り、エサ釣りの人は竿を出す気にはならない。

2000年の5月に行ってきた鶴沼川の話を書かせていただく。
鶴沼川へ行ったのは本流よりも数多い支流に魅力を感じたからである。
メジャ-である二俣川や河内川よりも城入沢、寺沢、藤沢、赤石沢(更目木川)の方が釣りの雑誌にもあまり紹介されず、きっと穴場だと思った。
鶴沼川本流も前回紹介した通り素晴らしいが、数年前にこの地域を襲った台風の影響は否定できない。
近くの阿武隈川、余笹川、水無川ほどの被害では無いと思うが・・・。
上記4つの沢の中でもっとも穴場的なのは、寺沢である。
下流が伏流気味でおまけに山裾を大きくカ-ブして流れているので見つけにくいし、本流の下流方向に向かって沢が上っていくと言う不思議な沢である。
太ったイワナが釣れると聞くが、私が入った時は当たりは無かった。
いつ行っても安定して釣れるのは藤沢で、上流よりも中、下流の方が良いと思う。
上流部から戻ってきて釣れなかったとこぼす人を何人か見ている。